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【第62回日本コンタクトレンズ学会総会】共催セミナー実施のご案内

2019.06.19

この度、アイレは第62回日本コンタクトレンズ学会総会(フォーサム2019京都)にて、
共催セミナー「教えて!しおやセンセイ ‘超’低加入度数遠近両用ソフトコンタクトレンズって何?」を実施致します。

■第62回日本コンタクトレンズ学会総会(フォーサム2019京都)ランチョンセミナー9
セミナータイトル:「教えて!しおやセンセイ ‘超’低加入度数遠近両用ソフトコンタクトレンズって何?」
日時:2019年7月6日(土)12:20~13:20(11:50開場)
会場: 国立京都国際会館 第7会場(2F Room B-2)

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 遠近両用ソフトコンタクトレンズ(以下、SCL)は、加入度数が高くなると遠方視が不良になる機能的特徴があるため、可能な限り低い加入度数から設定することが必要になります。しかし、低い加入度数の遠近両用SCLでも遠方の見え方になじめず、近方視への対応に苦慮する症例が存在します。そこで最近は、遠方視への影響が少なくなるよう、低い加入度数で光学部デザインが設計された低加入度数遠近両用SCLが注目されています。

 昨年、アイレ社からプライムワンデー・スマートフォーカスが発売されました。本レンズの加入度数は+0.50Dと、従来からある低加入度数遠近両用SCLより、さらに低い加入度数の設定であり、新しいカテゴリーで表現するとすれば‘超’低加入度数遠近両用SCLというべきレンズです。本レンズは近用光学部の遠方視への影響が一般的な低加入度数遠近両用SCLよりさらに少なく、また遠用光学部がレンズ周辺部に設置されているなどの光学的設計によりレンズのセンタリングずれがあっても遠方視への影響が小さく遠方視が安定しています。これによって良好な遠方視を要求する、いわゆるスマホ老眼や調節緊張症の若年世代からプレ老視世代の患者、状況によっては初期老視世代の患者まで、と適応範囲が広い特性があると考えられます。

 本セミナーでは、まず新進気鋭のコンタクトレンズ研究者である大口泰治先生より一般的な低加入度数遠近両用SCLについて解説していただきます。そして座長である私より‘超’低加入度数遠近両用SCLの処方経験と処方のポイントについて述べさせていただきます。‘超’低加入度数遠近両用SCLは、これまで対応困難であった多くの患者を助ける手段になると考えられ、本セミナーの情報は今後の皆様のコンタクトレンズ診療の一助になると確信しております。本セミナーに多くの皆様にご参加いただければ幸いです。 

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