カラーコンタクトレンズをご使用されるお客様へ
2013.05.24
いつも弊社製品をご使用いただき、誠にありがとうございます。
今般、インターネットや報道などにより、カラーコンタクトレンズを綿棒でこする実験で着色部にダメージを与えて色を落とし、これがあたかも品質の優劣を決める方法であるかのような内容が紹介されております。
綿棒でこする等、レンズに強い力が加わると、カラーコンタクトレンズだけではなくほとんど全てのソフトコンタクトレンズにおきまして、下記のようなダメージが生じます。
・レンズが欠ける、砕ける、破れる
・元の形に戻らないほど変形する
・表面が傷つく→(カラーレンズの場合)着色部まで削られ、色が脱落する
コンタクトレンズは角膜上に装用し、角膜表面やまぶたとの接触を想定して作られております。したがいまして、このような実験は日常のコンタクトレンズ使用において想定し得ないほど過剰な力を加える行為であり、添付文書に記載された適正な使用方法の範囲からも大きく逸脱するものです。また、一度強い力を加えたレンズは、欠けや破れ・変形・色落ちがなかったように見えた場合につきましても、表面に微小なキズがついている可能性がありますので、決してご使用なさらないよう、お願い致します。
なお、弊社のカラーコンタクトレンズ製品は、着色剤がレンズ素材に包み込まれた構造(ラップインテクノロジー)となっており、さらに安全性試験により安全性が確認された着色剤のみを使用しております。
弊社製品は、添付文書に書かれた通りの使用方法であれば問題なく安心してご使用いただけます。お客様各位におかれましては、ご使用の際には添付文書をよくお読みになり、正しい使用方法でご使用くださいますよう、お願い致します。
株式会社アイレ